セイコガニの甲羅盛

性成熟していないズワイガニメス(ふんどしの大きさに注目)

日本海側のブランドズワイガニは解禁を11月に迎えるそうですが、北海道の噴火湾のズワイガニは禁漁期は無いそうで、今回、旬?ではない10月に、メスで足折れなどの訳アリですが、一杯300円で手に入れました。
この時点では、内子も外子もミソも肉も4つの味を楽しめれると思っていたのですが・・・

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おススメ度★★★★★
備考安くて美味しい!お勧め!
材料費(2人分)1300円~
調理時間1時間10分程度
待機時間1時間15分~

材料表

  • セイコガニの甲羅盛(2人分)
  • セイコガニ4杯(ズワイガニ♀) 1200円~
  • 湯で湯
  • 水 3リットル
  • 塩 28g 28円~

調理時間(10分)

待機時間(1時間15分~)

①セイコガニを、たわし、足の付け根や口周りなどの細かい部分を歯ブラシなどで水を流しながら汚れを落とす。
②鍋に、塩と水を入れ沸騰させ、先のセイコガニを甲羅を下に入れて浮き上がらない様に皿などで落し蓋をして軽く沸騰させながら10分程茹でる。

③ザルをセットしたボールの中に入れ冷水にさらして予熱をとったあと、冷蔵庫の中に1時間ほど養生させて身を落ち着かせる。。

カニをばらして盛り付ける(60分)

調理時間(60分)

①ふんどしを外して外子がある場合は、骨抜きで筋を挟み込んでしごきとり、別容器に外子を移す。
②両足を手で持ち内側に折り込んでもぎ取り、エラ(食べられません)の部分を取り外す。

③甲羅側にある口についている砂袋(食べられません)を取り外す。

④甲羅についている大足より先端の爪側の足を逆関節で折りもぎ取る。(爪先は出汁取りに使用するも、わずかな身を取るもご自由に)

⑤甲羅の中の内子とミソを取り出し包丁で叩いて微塵にし別容器に移す。

⑥甲羅から足をキッチンバサミ等で切断し、端面をハサミで切り、殻をこじ開け、剥がれた殻をキッチンバサミで切り落とし、身を取り出して別容器に取り出す。

⑦胴体部は手で押さえて包丁で両断し、身を竹串等で取り出して別容器に移す。

⑧甲羅の部分を水で洗い水気を綺麗にふき取って、盛り付ける。
⑨よくある盛り方は、ほぐし身、外子、内子+ミソ、足の身を区分けして盛り付ける様ですが、お好みで盛り付けてください。

完成

評価

二匹のズワイガニメスで一個の甲羅盛ができた事を考えると、一個600円の甲羅盛になります。安いか、高いかって言えば、人の受け止め方次第なんでしょうけど、私は、良い買い物をしたと思いました。日本海側のズワイガニの解禁手前に、安く手に入る北海道・噴火湾で捕れるズワイガニのメス。カニの身、ミソ、内子と三種の味を楽しめ、お店の味です。さらに、日本酒好きな方なら、カニの身、ミソが少し残った甲羅に日本酒ぬる燗を注いで楽しめば飛びます、ええ、マジで飛びます。さらに、身が取れなかったカニ足や、身をほじりきれなかったカニ殻を出汁にすればリゾットだろうが、みそ汁だろうが、日常をぶち抜きます。ぜひ、300円~から楽しめるこの食材を試していただきたいです。