イワシの和風だしリゾット

おススメ度★★★★★
備考イワシがここまで美味くなるとは驚きでした
材料費(2人分)1100円~
調理時間45分~
待機時間1晩+100分

材料表

  • イワシの和風だしリゾット (2人分)
  • 中羽イワシ6匹・360g(可食部約100g)300円~
  • 玉ねぎ 中1/4(50g) 18円~
  • 米(洗わない事)1合 20円~
  • ニンニク 1片 15円~
  • 焼き油 オリーブオイル 大さじ2(30ml)100円
  • マイタケ 100g 100円~
  • 白ワイン (50ml)55円~
  • A-出し汁 4カップ(800ml)
  • クラフト・パルメザンチーズ (30g)149円~
  • バター (20g)60円~
  • 塩糖処理用
  • 塩 約30g 3円~
  • 砂糖 約30g 9円~
  • 酢 300ml 180円~
  • A-出し汁材料
  • 鰹節1パック(約1.5~2g) 35円~
  • 昆布 10㎝ 50円~
  • 水 1000mℓ

調理時間(15分) 

待機時間(1晩+100分) 

①だし昆布を10cmを布巾もしくはキッチンペーパーで表面を軽くふき取り汚れを落とす。(画像左下)
②水800mℓを入れた密閉できる容器にだし昆布を入れ、冷蔵庫内で1時間から1晩水出しする。(余裕がない場合は省いてもかまいません)
③炊飯器に入れ、再加熱モードにし、1時間保温する。(再加熱モードが無ければ、70℃から80℃付近まで温めた状態で炊飯窯に入れてください)
④1時間後、昆布を取り出し、鍋に移し替えて中部で加熱し、沸騰したら灰汁を取り除き、火を止めて鰹節を投入する。
⑤3分後、ザルにリード(フェルトタイプのキッチンペーパー)を一枚敷き、出し汁を投入して鰹節をこしとる。
⑥合わせ出汁の完成。

イワシを捌く

調理時間(20分) 

①イワシを軽く水洗いし、包丁の切っ先で鱗を取るがその際、皮膚を傷めてしまうようなら指先を使い爪で取る。
②氷水で冷やしながら連続して捌いていく。
③頭を落とし、肛門から腹にかけて斜めのラインに包丁を片身だけ入れ、内臓、腹膜、血ワタをかき出し、もう半身を切り落として取り除く。

④腹を指、骨抜きの柄の部分等を使って流と共にかきだし洗浄する。
⑤キッチンペーパーにくるんで水気を吸わせる。
⑥身を右手で抑えつつ、左手でゆっくりと引っ張りながら、背骨を尾から頭の方に向かって身と骨を離す。


⑦尾の根元の背骨を指でつかみ出し、尾を左右に振りながらねじ切り、尾と背骨を断ち切る。(先のキッチンペーパーは捨てずに以降の作業はキッチンペーパー上でやると生ごみの処理も含めて楽です)
⑧身を右手で抑えつつ、左手でゆっくりと引っ張りながら、背骨を尾から頭の方に向かって身と骨を離していく。腹骨は右手の押さえを離し自然な形で剥がしていくと多くの小骨をはがしやすい。とり切れない場合は包丁ですくい取る。

⑨背びれを包丁で押さえて身を引いて引き抜く。この時、皮が切れずに身が分断しそうなら、包丁で断ち切る。(捌き終えたらキッチンペーパー上の生ごみをくるんで捨てればスムースに次の作業に取り掛かれます)
⑩1匹にあたり砂糖小さじ一杯を目安に全体にまぶす。


⑪5分後、1匹あたり塩小さじ一杯を目安に全体にまぶし10分程待ち、水気を出す。
⑫ボールを受けにして、身に付いた砂糖、塩を洗い流す。以降の作業はボールにたまった酢で下洗いをしてから酢で仕上げ洗いすれば酢の消費を抑えながら効率よく洗浄できます。
⑬キッチンペーパーで水気をふき取って、背の部分から皮を頭から尾に向けて剥いでいく。トレーに紙ではなくフェルトのキッチンペーパーをしき、身を並べて、ラップをして使用時まで冷蔵庫内で養生する

野菜材料の仕込み

調理時間(10分) 

①マイタケ100gを軽く水洗いして水気をふき取り、3㎝程の長さで切り分ける。
②ニンニク1片をみじん切りにし、玉ねぎ50gみじん切りと合わせる。

リゾットの調理から完成まで 調理時間(40分)

調理時間(40分) 

①別コンロで合わせだしを温めながら、オリーブオイルを中火で温めたフライパンに大さじ2入れて、玉ねぎ、ニンニクのみじん切りを入れて炒める。
②ニンニクが油となじみ香りが出てきたところで、マイタケを入れて炒め、しんなりしたところでイワシを焦げ付き防止の為、具材の上に並べて弱火にし火を通す。
③具材全体に火が通ったところでかき回し、米を投入して具材と油になじませるように炒める。
④油が浸透し米が半透明になったら、ワイン50mℓを投入し、さらに炒める。(米を入れてからは粘り気が出ないようにあまりかき回せず、弱火で時折全体をかき混ぜる程度にとどめる)

⑤水気が飛んだところで、沸騰温度の合わせ出汁を具材に対してひたひたになるぐらいまで投入する。
⑥中心部にわずかに芯が通るアルデンテになるまで米の火の通り具合を味見で確認し、まだ加熱が必要であれば具材ひたひたになるまで合わせ出汁を投入し再び弱火で加熱。
⑦時折、フライパンをゆすり、焦げ付いていないかチェックする。危うい状況なら合わせ出汁を投入して回避する。
⑧米の火の通り具合を見計らって合わせ出汁の量の調整し、出来上がったらバターとパルメザンチーズを投入してかき混ぜて味をなじませ、味見して塩コショウで味を調える。
⑨盛り付けて完成

完成

出汁の量が足らなかった・・・

評価

和風だしを使ったリゾットは思いのほか美味しかった。イワシの臭みもなく、チーズやバーターとの相性もいいい。ただ、今回初めてリゾットを作ったので、水気が足らずおじやみたいになってしまいました。ブロード(出し汁)の量を気にしながら米に火を通すにはまだ経験が必要ですね。

補足:日本米・ジャポニカ米は芯まで火を通した方が美味しいが、イタリアではカルナローリ米・インディカ米を使用し、パスタのアルデンテのように芯を残して炊き上げると言われております。リゾットを作るなら輸入米に多いインディカ米を使った方が美味しいです。