トビウオのなめろう

おススメ度★★★☆☆
備考あっさりしつつも穏やかなうま味。ご飯のおかずにピッタリ
材料費(2人分)1000円~
調理時間40分~
待機時間60分~

材料表

  • トビウオのなめろう(1人分)
  • トビウオ4匹(約700g)※200~250gの刺身用の身が取れます 800円~
  • 薬味ネギ 3本 30円~
  • 大葉 4枚 20円~
  • 味噌 小さじ4(約24g) 20円~
  • 立て塩用塩水
  • 塩 約30g 3円~
  • 水1000ml

トビウオを捌く

調理時間(30分) 

①ヒレというヒレをキッチンバサミで切り落とす。
②水道水を当てながらウロコカキでウロコを取り、表面を軽く洗う。
③キッチンペーパーで水気をよくふき取り、まな板の上に頭を左側にして置く。
④胴体と頭の付け根の脊柱を包丁のこばを当てて、力を込めて切断し、そこから腹びれを避けて包丁を内臓に達しない用に切る。
⑤裏返して同様に胴体と頭を切り離し、頭と胴体を持って引き離す。(うまくいけば血でまな板を汚さず、大半の内臓は頭側に付いた状態で取り除くことができます。)

⑥肛門に包丁を差し込み、逆包丁で頭に向けて切り進め、残っている内臓を掻きだして除去。血合いを包丁で引っ掻き、水道水を当てながら、骨取りの柄の部分等で腹の中の血合い、汚れを洗い流す。
⑦身はキッチンペーパーで水気をよくふき取り、必要であればまな板も洗い、水気をキッチンペーパーでふき取っておく。

⑧包丁を頭の切断面の背骨の上を通過するように刃を当てて、頭から尾に向けて切り進め身と骨を切り分ける(大名おろし)(この作業の前に、腹びれを一度に二本引き抜いた方が作業効率はいいかもしれない)
⑨身を反転させて同様に、背骨に沿って頭から尾に向けて包丁を切り進め、身と骨を切り分ける。
⑩切り開いた身は、腹びれを包丁で押さえこんで、身を引っ張りヒレを支える骨を抜き取る。

トビウオにはディディモゾイドという寄生中が寄生している場合が有り、生きているうちは黄土色で、死んだら黒色で身の中に残るそうです。食べても問題ないそうですが、見た目が悪いので気が付いたら取り除きましょう。

⑪腹骨をすくう前に、逆包丁で腹骨を血合い骨や身から外し、腹骨を包丁ですく。
⑫血合い骨はびっしりと入っているので、オブシとメブシ断ち割って骨のある身を取り除く。
⑬身を取り終えたら、立て塩・3%冷食塩水で洗い、水気をキッチンペーパーでよくふき取る。
⑭皮側をまな板に置き、尾の方から包丁で皮を引いていく。(頭側の切断面の背側の片口から、骨抜きで皮をめくりあげ、包丁の背で皮を引いた方が良いかもしれない)
⑮刺身用の柵が出来たら、使用時まで冷蔵庫に待機。

具材を準備する

調理時間(10分) 

待機時間(60分) 

①生姜を擦りおろし、余分な水気をキッチンペーパーで軽く絞って取り除き、薬味ネギを小口切りにする。
②まな板に、トビウオの身を置き、包丁で細かくたたく。
③味噌大さじ1.5、生姜、薬味ネギを加えて包丁で叩きながら混ぜ合わせる。
④冷蔵庫で1時間ほど冷やして出来上がり。

完成

評価

思いの他トビウオを捌くのに難儀した。血合い骨をキレイに取り分ける時、腹びれを極力、肉を取られないように引き抜いたり、少し慣れがいる作業だと思う。味の方は、もっちりとして優しいうまみのあるトビウオに香味野菜と味噌が良く合う。個人的には酒の肴にニシンのなめろうご飯のおかずにはトビウオのなめろうかな。