
魚捌きを始めてから悩まされてきた生ごみ。
夏なら半日経たず、冬でも3日で悪臭を放ち始めて最悪な気分です。
ネットで調べれば、冷凍庫で保存し、ごみを出す直前に捨てると良いと言われても、
冷凍庫内にそんなスペースがない自分にとっては、違うやり方を考えなければなりませんでした。今回は、あれこれ試して改善できた生ごみ処理1(2もあります)をご紹介します。
●魚を腐らせないように、キッチンハイター(次亜塩塩素酸系漂白剤)で満たしても、魚の腐敗は止まらず、腐敗時に発生した酸とキッチンハイターが反応して塩素ガスが出るので絶対やらないように!
●腐敗防止に塩を入れても相当量の塩が必要ですし、腸炎ビブリオ菌のように塩分に強い細菌もいて常温保存の魚の内臓では効果は期待できません。
●介護用、生ごみ用の臭い防止の袋は評価が高いですが、腐敗させないわけではありません。漏れた腐り汁に触れてしまうと健康被害につながる可能性が有りますので、使用時は厳重に包んで下さい。
魚の生ごみが他の食品よりも早く、そして強烈に臭うのは、魚の体内に多く含まれる「トリメチルアミン(TMA)」や「アミン類」が腐敗とともに急速に発生するためです。
特に内臓や血合いは細菌が繁殖しやすく、常温に置かれると数時間で臭いが立ち始めます。
そのため、今回紹介したように
●二重ロック袋
●密閉容器
●空気を抜く
といった“酸素を遮断し、腐敗しても臭いを外に出さない処理”が非常に有効です。
魚の生ごみは「臭いを出させない」ことが最も重要で、袋や容器の選び方ひとつで快適さが大きく変わります。
用意する物
- 二重ロック付ジップ袋
- 容積10リットル前後のパッキン、ロック付食料保存容器
- マジックリン
- キッチンハイター(液体塩素系漂白剤)
- ワセリン
- 使い捨てニトリル手袋




①生ごみは紙に包んで、ヒレや頭の先端で二重ロック付ジップ袋に穴を開けない様に注意しながら入れ、なるべく空気は追い出した状態でロックする。

②ロック付食品保存容器にジップ側を上にして入れて蓋をする。

③1週間を目途に処分する

塩素ガスによる健康被害がありうる為、できれば屋外で作業して下さい。室内なら換気は必須です。
ジップ袋が腐敗ガスで膨れ上がり、汁が漏れてしまった事も考えて下記のメンテナンスを行います。
①ニトリルグローブを手に付け、魚からにじみ出た油を取り除くため、マジックリンを吹き付ける。(注意事項・腐り汁を素手で触れると衛生上問題があるのでグローブをしましょう)

②15分程放置してから水を入れてすすぐ。
③キッチンハイターを100ml程入れ、蓋をしてロックし軽く振って全体に行きわたらせる。(マジックリンでアルカリ性に傾かせることでキッチンハイターから塩素ガスが発生しにくくなります)

④これで、生ごみの悪臭を完全に封じ込めれるかと思いきや、2~3割程度は洩れますね。
圧力が高まった腐敗ガスがジップを破り、容器のパッキンさえもすり抜けるのかも知れませんね・・・
最後に上蓋のパッキンにワセリンを塗って完了です。


