
| おススメ度 | ★★☆☆☆ |
| 備考 | シチリアに伝わるレシピ通りに作った方が良い・・・ |
| 材料費(2人分) | 1000円~ |
| 調理時間 | 45分~ |
| 待機時間 | 無し |
材料表
- イワシのパスタ (2人分)
- イワシ中羽6匹(約50g×6匹)
(大羽なら4匹・約100g×4匹)500円~ - クラフト・パルメザンチーズ (10g) 50円~
- 焼き油用オリーブオイル 大さじ2(30ml) 90円~
- ニンニク 1片 100円~
- 鷹の爪 2個 5円~
- 生イタリアンパセリ 適量
- ネギソース用
- 白ワイン 100㏄ 100円~
- ネギ 1本(白い部分)85円~
- パスタ茹で用
- 塩 小さじ2(約10g) 1円~
- 水 1000ml
- イワシ塩水処理用
- 塩水処理用水 1000ml
- 塩水処理用塩 30g 3円~
イタリア・シチリア名物のイワシのパスタを手持ちの材料で簡単にできるか挑戦してみました
調理時間(20分)
①イワシを軽く水洗いし、包丁の切っ先で鱗を取るがその際、皮膚を傷めてしまうようなら指先を使い爪で取る。
②氷水で冷やしながら連続して捌いていく。
③頭を落とし、肛門から腹にかけて斜めのラインに包丁を片身だけ入れ、内臓、腹膜、血ワタをかき出し、もう半身を切り落として取り除く。

④腹を指、骨抜きの柄の部分等を使って流と共にかきだし洗浄する。
⑤キッチンペーパーにくるんで水気を吸わせる。
⑥キッチンペーパーを開き、イワシの腹から背骨に沿って大名おろしで捌く。
⑦尾の根元を包丁で切り、骨から身を外す。
⑧下身も同様におろす。
⑨腹骨を包丁ですくい取り、背側の骨も(担鰭骨)残っているようなら包丁で取り除く。
⑩1000㎜ℓ水に塩30gを溶かして3%塩水を作り、イワシを軽く洗い、水気をキッチンペーパーで拭きとる。

調理時間(20分)
①フライパンにオリーブオイルをしき、ニンニク、鷹の爪をを投じ、弱火で香りをオリーブオイルにうつす。
②オリーブオイルが煮立ち、ニンニクが色づくまで炒めたら、鷹の爪と共に取り出す。
③前工程で作ったガーリックオイルを用いて、フライパンにイワシの身を置き、中火で両面を炒める。

調理時間(15分)
①ネギの茎の部分を適当な大きさに切り、白ワイン100mlと共にミキサーにかけ、鍋に移し替えて弱火で煮詰めていく。
②ペーストを鍋に移し弱火で余分な水分を飛ばす。出来上がったら火を止め、パルメザンチーズを加えて混ぜ込み、必要になるまで待機。

調理時間(パスタ茹で時間-30秒+15分)
①フライパンにネギペーストと、炒めたイワシを入れて中~弱火で馴染ませる。(煮詰め過ぎないように注意)
②別コンロに鍋を準備して水2ℓ、塩5ℊを加えて沸騰させるまで加熱する。
③スパゲティを鍋の中に投じ、所定時間30秒前まで茹でる。
④茹で上がり手前のスパゲティをフライパンの中の具材に加え、ゆで汁を加えながら撹拌して塩味を調整
⑤適当なところで火を止めて器に盛り付け、イタリアンパセリを刻んで散らして完成。

完成

う~ん、なんという事でしょう。鮮度がやや落ちているとはいえ加熱してしまえば美味しく頂けるかと思いきや、ネギのえぐみが気になるは、鼻からイワシの生臭さが抜けるわで、本家のイワシのパスタから大幅に逸脱したこの料理は失敗としかいえない。本来はアンチョビをうま味の土台に、松の実やフェンネル、レーズンを使い仕上げにカリカリに火を通したパン粉をかける料理で、食感や風味で飽きさせない奥行きを持った料理のはずが、自己流で作ったらこのざまです。イタリア・シチリア名物を簡易的に2例やってみましたが、ちゃんと材料を吟味し、レシピ通りに作らんと駄目ですね。創作料理は私には生意気過ぎたのでしょうね・・・


