調理時間(20分)
待機時間(5分)
①玉ねぎを薄くスライスし塩を軽くまぶし、500w電子レンジにラップを被せずに5分ほど加熱する。
②中弱火のフライパンにバターを投じ、玉ねぎがしんなりするまで炒める。(あめ色になるまで炒める旨味も強くなるが甘みも強くなります、量と炒め加減はお好みで)
③火を止めて、カレー粉を投じゴムベラ等でなじませる。

調理時間(40分)
①炒めた玉ねぎを入れたフライパンにだし汁を入れ弱火で火を入れつつゴムベラで焦げ付かないようにかき混ぜる。
②スープが半分以下に煮詰まったら、ホイッパーで液状にしたヨーグルトと貝と出し汁を入れ、スープに馴染ませ、味を見て塩で整える。
③器にご飯を盛り、カレーを盛りつけて完成。

調理時間(40分)
①炒めた玉ねぎをフライパンの片側に寄せ、にカキを入れてフライパンを傾けて中火にしたコンロの火に当てる用にし、ゴムベラで押しつぶして軽く炒めたら、白ワイン60mlを加えてひと煮立ちさせ、だし汁を入れ弱火で火を入れつつゴムベラで焦げ付かないようにかき混ぜる。
②スープが半分以下に煮詰まったら、ホイッパーで液状にしたヨーグルトを入れ、スープに馴染ませ、味を見て塩で整える。
③器にご飯を盛り、カレーを盛りつけて完成。

完成と感想
1位 オオアサリハマグリと違ってスパイスに負けない風味を持っていて驚きました。ただ、煮込み料理には向いていないのか妙に硬いなと思いつつ、具として口に入れた美味さはハマグリに及ばず、食感はアワビに及ばず、出汁としてはホンビノス貝に及ばずと言われればそれまでなのかもしれないが、旨味の余韻がホンビノス貝に負けるとしても1時間は浸れる。総合的に見て、カレーの具材として特化したものは無くとも総合的にバランスの取れた特に欠点のない食材としては素晴らしい。★4

2位 ホンビノス貝参考として国産ハマグリ6000円/キロ 大あさり5000円/キロ ホンビノス貝2500円/キロぐらいと考えるとかなりお安い貝で、味は大あさりに負けまないといいます。今回は、昆布とホンビノスでとった和風だしでシンプルなカレーを作ってみましたが、旨味は及第点以上で、食後3時間は余韻に浸れる。これに個人の好みの具材を加えればいくらでも美味しくなると思います。ただ、出汁はそこそこ取れるもののホンビノス貝単体はアサリのような内臓の磯の風味は少なく、旨味もあまりなく(出汁に流れてしまった?)火の入れ過ぎか固い肉の塊になってしまったので、カレーの出汁としては最高かもしれないが、具材に最適かどうかは疑問。価格を考えれば損をした気分はない。★4

3位 アワビ今回使用した、韓国産アワビは安くて手に入りやすいのだが、小さくて解体に難儀しました。基本は筋肉部位とキモの先端の部分以外は面倒なので捨てましたが、キモの色がどす黒い個体や、鮮やかな緑色の個体やらあってなんか怖いw肝心の味の方ですがアワビもかまぼこ位の固さになり食感は心地良い。ただ肝の美味さや苦み、アワビの身のうま味はあまり感じず、旨味の余韻も普通で味気なく際立った特徴は無いものの、食べやすいカレーになったと思います。★3

4位 ハマグリ玉ねぎを多めに入れ、あめ色になるまで炒めてしまったせいか甘みがくどくなってしまったが、カレーのうま味は上品で、具も程よい柔らかさで内臓の磯風味もあまり気にならず、カレーの具には合っていると思う。悪い言い方をすれば、上品すぎてくどくなくインパクトのないカレーで、食材としてハマグリをカレーに使う事が適切だったか疑問ではある。ホンビノスカレーの方が余韻に残る旨味があり、具は火の入り加減を加減しても固すぎてとても美味しいとは言い難かったが、具を除いてカレーだけならホンビノスの方が良いかも。★3

5位 カキカキの風味が思いのほかスパイスに負けている感じでした。鼻から抜ける香りに磯の香りがわずかにするだけで、身の方もワタを潰して筋肉部位だけだと味の薄いカキという感じ。カレー全体としては美味しいのだが、カキカレーと言われても「?」な感じでした。他の貝カレーと比べても旨味の余韻があまりなく、印象が薄い感じもします。
身を潰してソースにするものと、身をそのままにするものの二手に分けた方が良かったかもしれない。★3

① 遊離アミノ酸(旨味成分)が多い
オオアサリは
グルタミン酸
アラニン
グリシン
などの“旨味+甘味”アミノ酸が豊富。
これは スパイスの香りに負けず、かつ調和しやすい。
② 旨味の方向性が「カレーと相性が良い」
オオアサリの旨味は
クセが弱い
ミネラル感が控えめ
甘味がある
→ スパイスの香りと喧嘩しない“中庸型の旨味”。
③ 出汁と具材の両方が強い
出汁:旨味が濃い
具材:柔らかく、噛むと旨味が出る
→ “二刀流”で総合点が高い。
④ カレー粉の重い香りに負けない
S&Bカレー粉の
クミン
クローブ
シナモン
などの“重い香り”にも埋もれない。
① コハク酸(旨味の余韻成分)が異常に多い
ホンビノスの旨味の正体は コハク酸。 これは
旨味の余韻が長い
加熱しても壊れにくい
スパイスと相性が良い
→ 3時間続く余韻はコハク酸の仕業。
② 身が固い理由:筋肉構造が違う
ホンビノスは
深く砂に潜る
強い閉殻筋を持つ
筋繊維が太く密度が高い
→ 加熱すると固くなりやすい。
③ “出汁は最強、具材は弱い”という二極化
出汁:コハク酸で最強
具材:筋肉質で旨味が少ない
→ 出汁専用の貝。
① アワビの旨味は“弱い”
アワビは高級食材だが、旨味成分は
グルタミン酸:少なめ
コハク酸:少なめ
→ 旨味より“食感”が価値の貝。
② 肝(ワタ)の旨味もスパイスに負ける
肝の旨味は
アミノ酸
ミネラル
苦味成分
だが、
S&Bカレー粉の重い香り(クローブ・シナモン)に完全に負ける。
③ 食感は最高だが、味がカレーに埋もれる
アワビの魅力=食感
カレーの魅力=香りと旨味
→ 方向性が違うため、カレーでは輝かない。
① ハマグリの旨味は“繊細”
ハマグリの旨味は
グルタミン酸
コハク酸
甘味アミノ酸
だが、
量が少なく、香りも弱い。
② お吸い物向きの“上品な旨味”
ハマグリの旨味は
透明感
上品
繊細
→ スパイスの重さに完全に負ける。
③ カレー粉の香りが強すぎる
特に
クローブ
シナモン
ナツメグ
がハマグリの香りを“消す”。
→ 美味しいのに、カレーでは埋もれる。
① 牡蠣の旨味は“繊細で方向性が違う”
牡蠣の旨味は
グリコーゲン
グルタミン酸
ミネラル
だが、
甘味系の旨味で、スパイスと相性が悪い。
② 磯の香り(揮発性アミン)がスパイスと衝突
牡蠣の香り成分は
トリメチルアミン
ジメチルスルフィド
これが
クミン・クローブ・シナモンと最悪に相性が悪い。
→ 香りが“濁る”。
③ 加熱で旨味が飛びやすい
牡蠣は加熱すると
グリコーゲンが分解
旨味が減る
食感が縮む
→ カレーの強い香りに完全に負ける。
④ インドで牡蠣が合うのは“スパイス構成が違うから”
ゴア・ケララのスパイスは
フェンネル
コリアンダー
タマリンド
ココナッツ
→ 牡蠣の弱点を包み込む構成。S&Bカレー粉とは方向性が真逆。
カレーに合う貝は“旨味の強さ”と“香りの方向性”で決まる。
高級食材が勝つわけではなく、
スパイスに負けない“強い旨味”を持つ貝が上位に来た。
オオアサリはバランス最強。
ホンビノスは出汁最強。
アワビは食感特化。
ハマグリは繊細すぎて負ける。
牡蠣はスパイスと相性が悪い。
半年かけた検証の結果、
「シーフードカレーに最適な貝」は“オオアサリ”という結論に至った。

