〈イマイチレシピ〉アサリと春野菜スープ

塩水を吐いていただいているアサリさん達
おススメ度★★☆☆☆
材料費(2人分)2190円~
調理時間65分程
待機時間2時間30分~

材料表

  • アサリと春野菜スープ(2人前)
  • 新玉ねぎ 中(200g)3個 240(円)
  • 新ジャガイモ 中(200g)3個 240(円)
  • 白ワイン 200ml 300(円)
  • バター20g 60(円)
  • 塩 適量
  • ワイン蒸し用白ワイン 100ml 150(円)
  • アサリ 400g 1200(円)

アサリの下処理

待機時間(待ち時間2時間~4時間)(小売店で既に砂抜きがなされている場合はこの工程は不要)

①アサリ同士をこすり合わせ表面に付いた汚れを落とす。殻が割れてしまった、もしくは割れていたものは臭いを嗅いで腐敗臭がしたら取り除く。

②ボールに水1ℓと塩34g加え、撹拌んして海水濃度の塩水を作る。(殻が割れてしまった物、水管をキズつけてしまった物は砂抜きはできませんが、この後でフォローします)
③角バットにアサリを並べ先の塩水を入れる。

④新聞紙などで角バットを覆い、(もしくは濡れても良い環境、バスルームなどに配置して電気を消す)アサリを暗闇に包ませて、砂を吐かせる。この時、アサリが塩水を水管から吹き出すので覆いの新聞紙を二重三重にすると良い)
⑤60分から3時間後、新聞紙の覆いを取り除け、真水を徐々に加えてアサリの水管を殻の中に納めさせる。こうすることにより、アサリが人の気配に驚いて殻を急いで閉じて水管を挟んでしまう状況を回避できる。
⑥アサリをザル等にあげ1時間、塩水を吐かせる。

アサリの調理

調理時間(20分)

①砂、塩水抜きを行ったアサリを白ワイン100mlを張ったフライパンに置き、蓋をして弱火で蒸す。

②ボールにザルをセットしてリードを敷きボールにセットしておく。アサリの蓋が開いたところで、ザルに入れうま味のエキスを逃がさず、かつ、砂、貝殻を取り除く。(貝殻が割れてしまったアサリもこれで救済できる)                       

③全てのアサリの蓋が開きザルの上に置かれた状態から身と殻をナイフ等で剥がしていく。(加熱しても蓋が開かないアサリは廃棄する)

④フライパンに残った汁は先ほどのボールにザルセットしたリードに流して出し汁と砂、貝殻を分け、アサリのむき身は必要時まで待機。

スープを作る

調理時間(45分)

待機時間(30分)

①新玉ねぎは適当に薄切りし、ミキサーにかけ、白ワイン200mlと共に鍋に入れ弱火で煮込む。

②新ジャガイモは皮を剥き、ザルとボールの組み合わせの中に一口大に切ったジャガイモを入れ水にさらし30分程余分なでんぷんを落とす。
③鍋の中にジャガイモを入れ、沸騰し始めたら火を止めて蓋をし、15分程待機。(男爵イモを60度付近の温度帯で晒すと煮崩れない仕上がりになる。)              

④アサリの出し汁、むき身、バターを加え、味見をしなが塩を加えて味を整え、着火してアルコール分を飛ばす。
⑤ジャガイモに火が通ったところで完成。

完成

アサリと春野菜スープ

評価

アサリの出汁で美味しく春野菜を頂こうと思ったが、新玉ねぎのえぐみでイマイチでした。
新玉ねぎと言えど灰汁抜きは必要だった事を学びました。  
新玉ねぎをミキサーにかけてドロドロにしたのもスープとしての味わいに切れがなくなり、やるなら薄切りでアサリ出汁で煮ながら灰汁を取り、ジャガイモを入れて・・・と調理すべきだった。