おススメ度 | ★★★☆☆ |
備考 | 普通においしい(今思えば迷走の料理) |
材料費(2人分) | 2000円~ |
調理時間 | 2時間程度 |
待機時間 | 1時間~ |
鮎のコンフィは丸の魚を香草と共にオリーブオイルに漬けた状態でオーブンを100度に設定して2時間から6時間抱えてゆっくり火を通す料理です。今回の料理は大幅に時間短縮と、個人の勝手な解釈で内臓抜きの身と骨を頂く料理です。ですからコンフィと名乗れぬコンフィ風。まがい物の創作料理ですがどうぞご参考までに・・・
材料表
- 鮎のコンフィ風 (2人分)
- 鮎4匹(約80g×4匹) 1400円~
- 鮎下処理用
- 酢 約200ml 120円~
- 塩 大さじ4・60g 6円~
- 鮎焼き油
- オリーブオイル 150ml 230円~
- 調味料A
- 塩 適量(参考:2g) 0.2円~
- すりおろしニンニク 適量(参考:5g) 10円~
- 胡椒 適量
- きゅうりソース
- きゅうり2本(200g) 100円~
- パン粉 20g 20円~
- 乾燥バジル適量
- オリーブオイル 60ml 90円~
- 酢 30ml 18円~
- ニンニク 1カケ 10円~
- 塩 適量(参考:1.5g)0.15円~
- 胡椒 適量
- ベビーリーフ 適量
調理時間(50分)
①鮎を軽く水洗いし、酢を軽くまぶし、ぬめりを固めてから塩でもみ洗いする。この時、頭側から肛門側へ押し出し内容物を排出させながら洗う。
②鱗を包丁で落とす。
③腹びれを骨ぬき、もしくは包丁ヒレを抑えて身を引っ張り引き抜く。
④背中から腹まで胸鰭を斜めに避けながら浅く包丁を入れ、(内臓を傷つけないように)背骨を断ち切る。
⑤身を裏返し反対側にも同様に包丁を入れる。
⑥頭と胴体をゆっくりと外していく。(頭が取れにくい場合は腹側に包丁を入れる)
⑦胴体部分は肛門から逆包丁で切り開き、残った内臓、腹膜を取り除く。
⑧切開いた腹を水で洗いながら血合いをかきだし洗浄する。
⑨キッチンペーパーで水けをよくふき取る。
⑩包丁を尾側に背骨に当たるまで垂直に切り込み、そこから包丁の向きを水平に変え頭側に向かって背骨に沿いながら切っていく。
⑪反対側も同様に切る。
⑫おろした身は腹骨をすくい取り、3%冷食塩水で洗い、臭みや汚れを洗浄する。
調理時間(30分)
待機時間(60分)
①中骨はヒレと尾を切り離し、調味料Aを適量振りかけ、身にも同様に下味を付ける。
②中骨はやや多めのオリーブオイルを敷いたフライパン中火で揚げるような感じで焼き上げ、次の工程までトレーにきっいんペーパーを敷き油分な油を吸い取らせつつ養生させる。
③身はジップ袋に身に全体に行き渡る程度のオリーブオイル(150ml程)で満たし、沸騰したお湯を注ぎ込んだ炊飯器に入れ保温状態にする。(1時間)
調理時間(20分)
①まな板の上に適量の塩をまき、そのうえでキュウリを転がすように塩をキュウリの表面に行き渡らせ、もみ込みえぐみを取る。
②キュウリのヘタを切り落とし、数センチ幅で輪切りにする。
③ソース材料と共に下ごしらえしたキュウリをミキサーにかけ、キュウリソースを完成させる。
調理時間(15分)
①1時間、炊飯器で保温を行ったら、鮎の身を取り出し、鮎の皮目を下に、漬けたオイルで強火のフライパンで表面に焼き色がつくまで火を通す。(火を通し過ぎるとパサパサになります、あくまで表面だけで)
②中骨と身をまな板の上に並べ、長さを揃えて切り分ける。
調理時間(10分)
①更にキューリソースを流しその上に、鮎の身と中骨をサンドイッチにして配置していく。
②仕上げに、ベビーリーフを散らして完成。
完成
キュリソースにやや水気と油分の分離感を感じながらも、鮎の身と骨を同時に楽しめて良かった。本来のアユのコンフィはオリーブオイルに漬けてオーブンで100℃付近で2時間以上ゆっくり火を通して、身も骨も柔らかくして頂くものですが、今回は身と骨を別に料理して合流させるという素人ならではの強引な手法で、決して料理として完成度は高くはないけれど、鮎の身のしっとり感と、骨のさっくり感は、食感は飽きさせずに食べさせてくれる一品でした。ただ、ソースがなぁw