(検証)豚肉生姜焼きは小麦粉?片栗粉?

豚肉生姜焼き三種盛!右からただ焼、小麦粉、片栗粉の順

豚もも肉生姜焼きと言えば総菜料理の定番!さて、作るにあたってレシピ検索すると、肉に小麦粉を塗すのと片栗粉を塗すやり方が出てきて迷う所。
私はタレと肉を絡めるだけで焼いていましたが・・・💦
さて、片栗粉と小麦粉 一体どのやり方が一番美味しいか検証してみます!

材料表

  • 豚肉の生姜焼き (2人前)
  • 豚もも肉スライス8切れ(約400g)
  • キャベツの千切り 1/4玉 (約250g)
  • 焼き油 大さ1
  • 小麦粉・適量(検証・小麦粉)
  • 片栗粉・適量(検証・片栗粉)
  • 漬け生姜焼きのたれ
  • 醤油 大さじ2
  • みりん 大さじ2
  • 皮付きしょうが約1/4 (約20g)
  • ニンニク1カケ(約10g)
  • 玉ねぎ小半分(約50g)

生姜焼きをつくる

①豚ロース肉の脂身周りにある筋を包丁で切る。

②肉に粉(小麦粉or片栗粉)をまぶし、ミキサーでたれの材料をペースト状にし、ボールにセットしたザルにリードを敷いて濾し、生姜焼きのタレを作る。

③中火で熱したフライパンに焼き油をひき、豚ロース肉を入れて焼く。豚ロースに火が通り、両面にこんがりと焼き色が付いたらタレを入れる。

片栗、小麦粉を使わないただ焼は、中火で肉に火が通り始めた半生状態にタレを絡ませて焼き上げました。

④中火で炒め合わせ、全体に味がなじんだら火から下ろして完成。

食味レビュー
①ただ焼:普通に美味しいのだがほかの二点と比べると油っぽく、肉がややパサついている。 手早く料理でき、ビールのおつまみがほしい時にはいいかもしれない。

②小麦粉:ややぬめりを帯びた膜につつまれている感じで食感は肉と違和感なく柔らかくジューシィー。味加減もちょうどよい。一番バランスが良く万人受けかな。

③片栗粉:小麦粉同様、ぬめりを帯びた膜につつまれていて肉は柔らかくジューシィー。衣の部分がタレを多く吸い込むのか他の二点より味が濃く感じられ、ご飯が欲しくなる味加減。おかずを上に乗せてどんぶり飯をかき込む方には良いかもしれない。

総評
結果的にはみんな美味しかったのだが、人により味の受け止め方が違うので、どれが一番とは断言できない。しいて言うなら小麦粉が一番バランスが良い感じだったので、迷ったら小麦粉で生姜焼きを作れば間違いないところかもしれない。

ところで・・・一度冷蔵して温めなおしたらどうなるのでしょうか?

お弁当のおかずにも生姜焼きを入れたいですよね?作り置きした片栗粉生姜焼きと小麦粉生姜焼きをレンジで温めて食べてみました。(まあ、どちらも水分吸ってベチャベチャになるにのは仕方ないとして)すると、片栗粉・生姜焼きの方が風味が香ばしく美味しく感じました。因みに、小麦粉・生姜焼きは美味しいけど際立った特徴が無く、裏方に回ってジューシーさを保ちつつ純粋に生姜焼きのお肉を頂いている感じでした。皆さんの好みは、天ぷらを温めなおしたもの、鶏唐揚げを温めなおした物の違いで判断なさっても良いかなと思います。