鮎の塩釜デュクセル焼

見た目は今一だが味は最高!
おススメ度★★★★★
備考最高!
材料費(2人分)1200円~
調理時間2時間程度
待機時間一晩+20分~

材料表

  • 鮎のコンフィ風 (2人分)
  • 鮎2匹(約80g×2匹) 700円~
  • 鮎下処理用
  • 酢 約200ml 120円~
  • 塩 大さじ4・60g 6円~
  • 塩釜
  • 塩 800g 80円~
  • 小麦粉 大さじ3 23円~
  • 卵白 2個分 30円
  • ソース・デュクセル
  • 玉ねぎ(大)・1/4分 約75g 40円~
  • マッシュ―ルーム 100g 230円~
  • バター 10g 30円~
  • オリーブオイル 大さじ1 18円
  • すりおろしにんにく 小さじ1 8円
  • 塩 適量

ソース・デュクセルの作り方 

調理時間(60分)

待機時間(1晩~)

①玉ねぎ1/4カットをみじん切りにし、耐熱容器に移してラップをせずに電子レンジに600w3分で加熱、水分飛ばしをする。(画像は1/2カットですが使用量は1/4です)
②マッシュ―ルームを軽く濡らしたキッチンペーパーで傘の部分をふき取り、石附は切り落とす。
③マッシュルームの軸を横に倒して挫き取り除く。
④軸は包丁の裏で潰し刻んでみじん切りにする。

⑤傘の部分はスライスしたら、横方向から切りみじん切りにしていく。耐熱容器に移してラップをせずに電子レンジに600w3分で加熱、水分飛ばしをする。
⑥中火で温めたフライパンにオリーブオイル大さじ1とおろしニンニク小さじ1を加えて炒める。
⑦ニンニクの香りが出てきたところでバター10gと玉ねぎのみじん切りを加え、玉ねぎが半透明になるまで炒める。

⑧マッシュルームのみじん切りを加え、炒める。
⑨水分飛ばしの為、塩を2~4振りし、ある程度水分が飛んだところで弱火にしてさらに炒める。
⑩みじん切りで山を作り、フライパンをゆすっても塊がほどけない程度になったら出来上がり。(右上の画像はまだ火の通しが足らない状態、左下の画像が出来上がりの様子)
⑪容器に移し粗熱をとり、冷蔵庫で1時間~一晩保存して、味をなじませる。(今回の料理以外にもソース・デュクセルはいろいろな食材と相性がいいので、使える範囲は広いと思います、作り置きするのもいいかもしれません。保存期間は冷蔵庫で1週間、冷凍庫で1か月と言われています)

鮎を捌く

調理時間(50分)

①鮎を軽く水洗いし、酢を軽くまぶし、ぬめりを固めてから塩でもみ洗いする。この時、頭側から肛門側へ押し出し内容物を排出させながら洗う。

②鱗は塩釜焼で身が崩れるのを防止するためあえて取らない。同様に、腹びれも抜いてはならない。
③背びれを中心に片身に包丁を入れる。この時の包丁の深さは背骨よりやや腹側まで。

④背骨を頭部からキッチンバサミで切断、尾側も同様に切断。
⑤頭側から背骨をつまみ出し、尾に向かって引っ張り出す。
⑥背開きになった状態から、内臓を取り出さずに塩釜に入れるも、子持ち鮎なら内子を使うも、内臓を取り除いて塩釜に入れるも、この状態から選択できる。

⑦内臓を取り除き、キッチンペーパーに日本酒を含ませ、血や汚れをふき取る。この時、取り切れなかった腹骨があるのなら、骨抜きで抜き取る。
⑧ソース・デュクセルをスプーンで腹に詰めて腹を閉じ、クッキングシートで一周包む

子持ちアユの場合

※卵の食感と、デュクセルソースの良いところが薄め合って夏アユに比べて味は劣ります。

⑥-2秋の子持ち鮎であるならば、内臓共に内子を取り出し、切り分ける、内子は日本酒に漬けて屈臭みを抜く。
⑦ 前項の⑦の手順と同じ。
⑧-2子持ち鮎の場合、大体、鮎80ℊに対して内子20ℊ内子の皮や血管を包丁でしごきとって同じ重さのソース・デュクセルと混ぜ合わせる。

塩釜焼

調理時間(20分)

待機時間(20分)

①オーブン対応のグリルパンを敷き詰められる分だけの塩を用意する。(この場合800gでした。塩釜焼の場合、1㎏の塩に卵白2~4個分、小麦粉または片栗粉大さじ3が目安の様です)
②ボールに卵白二個分を投じ、小麦粉大さじ3を加え、ホイッパーでかき混ぜ、塩をなじませながら入れていく。
③塩をボールに完全に入れきったら、手でかき混ぜなじませていく。この時パサついて塩にまとまりがない時は少量の水を加える。
④グリルパンにクッキングシートを敷き、その上に先の塩を厚さ1㎝ぐらいを目安に敷き、クッキングシートで包んだ鮎を並べ、その上に塩を被せて完全に覆いつくす。

⑤あらかじめ200℃に予熱しておいたオーブンに入れ、20分間加熱する。
⑥手で触れる程度に熱が冷めたところで新聞紙、広告紙等大判の紙の上に塩釜を置き、腕に覚えのある方は素手で打ち砕く。ない場合はハンマーで破壊する。
⑦クッキングシートから鮎を取り出し盛り付けて完成。

完成

割れてもうた😢

評価

デュクセルのうま味と鮎の淡白なうま味が上手く補って最高の料理だ出来ました。
もうこれは、お店の味だと思いました。素人料理人が思い付きでできた料理がこれほどとはね・・・
手間がかかりますが。皆さんも是非お試しください。
なお、秋に手に入る、子持ちアユの卵とデュクセルを混ぜても良いのだけども、夏アユと比べて3段は劣ります。
不味くはないのだけどね・・・
鮎の身が細り、卵に養分吸われている分、身とデュクセルのうま味の相乗効果は期待できず、卵は旨味よりも食感。
是非、夏アユでお試しください!