サンマのかば焼き

おススメ度★★★☆☆
備考普通においしいが・・・
材料費(2人分)1500円~
調理時間95分程度
待機時間130分~

材料表

  • サンマのかば焼き(2人前)
  • サンマ3匹(約150g×3) 1194円~
  • 下処理用
  • 下処理用日本酒 50ml 20円~
  • 出汁取り用 水 300ml
  • 片栗粉 大さじ2 40円~
  • 調味液(かば焼きのタレ等)
  • みりん 大さじ2 14
  • 醤油 大さじ2 15円
  • 砂糖 小さじ1 (5g)10円
  • 塩 適量
  • 調理用
  • 焼き油 適量

調理時間(30分)

①サンマを軽く水洗いし、一見水揚げの際にすべて鱗が落ちてしまっているようにみえるが、包丁の切っ先で鱗を取る。特に背中側に残っている事が多い。
②氷水で冷やしながら捌いていく。
③腹びれを骨ぬき、もしくは包丁ヒレを抑えて身を引っ張り引き抜く。

④頭の背中側から腹まで胸鰭を斜めに避けながら浅く包丁を入れ、(内臓を傷つけないように)背骨を断ち切る。
⑤身を裏返し反対側にも同様に包丁を入れる。
⑥肛門に対して斜めに包丁を入れて、肛門につながる内臓を断ち切る。

⑦頭と胴体をゆっくりと外し、頭についてきた内臓を断ち切り、内臓を下処理用日本酒に漬ける。(頭が取れにくい場合は腹側に包丁を入れる)

⑧胴体部分は肛門から逆包丁で切り開き、残った内臓、腹膜を取り除く。
⑨切開いた腹を水で洗いながら血合いをかきだし洗浄する。
⑩キッチンペーパーで水けをよくふき取る。

⑪包丁を尾側に背骨に当たるまで垂直に切り込み、そこから包丁の向きを水平に変え頭側に向かって背骨に沿いながら切っていく。(大名おろし)

⑫反対側も同様に切る。骨はキッチンバサミでヒレを取り除き、3等分ほどに切り分け、内臓を入れた下処理用日本酒に入れておく。
⑬血合い骨を骨抜きで抜く。

⑭腹骨をすいたら、ボールに1ℓ程の3%冷食塩水に酢を二回ほど回し入れた中に入れて洗い、生臭みや汚れを洗い落とす。
⑮キッチンペーパーでよく水けをふき取り、3分割にカットし、キッチンペーパー(リード)を敷いた上に置き、さらにリードで覆いラップをかぶせて冷蔵庫で養生させる。

出し汁を作る

調理時間(30分) 

待ち時間(130分~)

①水300mlに表面を塗れ布巾で軽くふいた昆布1片を入れ1時間ほど水出しする。
②下処理用日本酒に漬けた内臓、骨をリードを敷いたザルに入れ、沸騰直前の湯をかけて湯霜する。
③内臓、骨の水気をよく切り、180℃で予熱しておいたオーブンの中に10分入れる。
④オーブンで火を入れた骨内臓と昆布の入った水300mlを鍋に入れ、弱火で沸騰直前に炊飯器に入れる。

⑤1時間ほど炊飯器を保温にして出汁を取る。
⑥ボールとザルを組み合わせ、リードを敷いた上に鍋の中身をあけ、出し汁と出し殻に分ける。
⑦出し汁を鍋に移し、一旦沸騰させたところであくを取り、だし汁が半分になるまで弱火で煮詰める。

かば焼きのタレを作る

調理時間(20分) 

①鍋に出汁汁を入れ、みりん、しょうゆ、砂糖を入れ、弱火で煮詰めていく。
②味を見て、塩で整える。

サンマの調理

調理時間(15分) 

①サンマの身を三等分にし、片栗粉を均等にまぶす。
②フライパンに焼き油を適量敷き、サンマの身の皮側から中火で焼き色が付くまで火を通す。
③フライ返しで反対面も火を通す中ほどで、余分な水気や脂分をキッチンペーパーで吸わせ、かば焼きのタレを入れる。
④弱火でタレが煮詰まってサンマの身に絡むようになるまで火を通す。
⑤器に盛り付け、完成。

完成

評価

かば焼きのたれにサンマの肝・出し汁を加えたおかげで後味の苦いかば焼きになってしまった。サンマのキモ醤油にヒントを得て作ったのだが、無駄な時間をかけて美味しくない物を作った敗北感はウケるw
かば焼きのたれではなくバカ焼きのタレを作ってしまったのでしょうか・・・
それと、サンマの内臓をオーブンに入れて火を通す時の臭いが、磯臭くてワンチャン嘔吐く。
普通に作ればもっと美味しかったと思うと残念。